2013年01月11日

20121216 つやま自然のふしぎ館(津山科学教育博物館、津山市山下)

津山郷土博物館の隣(道路からは間に観光センターの建物があるように見える)、鶴山公園(津山城跡)への入口脇に建っています(津山駅からだと、こちらの方が手前)。
見学後調べると、珍スポットとしては、相当有名らしい。
初めて津山に来た時は、時間が無かったのと、なんとなく漂う場末の観光地的オーラでパス(改装前の大阪城的雰囲気)。
剥製が多いと案内に書かれているのもいまいち。
でも、今回は意を決して入ってみます。

ここも郷土博物館と同じ3階建て。
さて、建物内に入るといきなりシロクマの剥製がお出迎え!。触ってみろと。
鹿児島の博物館でも触れたなあ。短期間で2回もか。

そこを過ぎると、第1室。壁のケースには剥製群。えっ、金糸猴!。これは、多分珍しい。ゴリラもいる。
いきなり目玉を持ってきたか(今思えば甘かった)。
反対側のケースには、化石類。ふむ。
ここには、小さな休憩スペースがあり、高校生位の男の子たちが5人ほど、かなりの大声で話してる。ううう、場末感が。

第2室「人体の神秘」として、解剖模型・・・苦手。
奇形家畜の標本・・・。場末ー。
で、ここには、さらに衝撃的なものが(後述)。

第3室。貝の展示。ああ、なごむ・・・いや、圧倒的量が。
なんか、なごまない、と言うか、そろそろ、ここがコレクターによって作られた博物館なんじゃないかと勘づきはじめる。
レベルは違うが、同じコレクター同士、分かりあう部分もあれば、ジャンルが違うための落ち着きのなさがある。
ここは、他人のテリトリーだ。って感じ。

あと、気付いたのは、考証/配置の甘さ。
貝は、ちゃんと名称が書かれ、グルーピングされているんだけど、なんかおかしい。
「陸生の貝」と書いてあるコーナー、上段は確かにそうなんだけど、途中から境目無しに水生の貝が混ざってくる(素人目にも、陸で暮らすのは無理だと分かるもの)。

ここでの収穫は、ライム色の「ゾウゲツノガイ」が綺麗だってこと(「陸生の貝」コーナーの下段にある)。

4室目は、虫。フォルモ蝶の綺麗。でも、大きい蝶の分、胴体もでかいな。
蝶の展示で限界。その先の茶色い何かの手前で、踵を返す。

次の部屋からは2階へ。
ここから、怒涛の剥製群が。
圧倒的だよ。1室目が目玉だと思った俺が甘かった。
レッドデータ上位クラスがわらわらと。
ワシントン条約発効前に掻き集めたらしい(1963年開館)。
剥製とはいえ、この量を見るのは、よほど高名な博物館に行かないと無理だろう。
公式HPの画像では、ちゃっちく見えるけど、実際は、結構迫力がある。
シロクマ(入口の子の父親)と、ゾウアザラシが立ち上がって対峙している構図とか。
まあ他では、見られない。
その他も色々興味深い。

象の足の剥製。足が一本、3、40cm分だけ剥製にされ、上に蓋がついてる。うーん。

また、説明書きについて、ワープロ印字のも有るんですが、手書きも多い。
訂正は取り消し線引いて、その横に手書き。
場末感がぬぐえん。

(途中略)
で、第10室は魚類室。
ようやく、わが身の世界。扉を開けて入る。
えっ、各種ワニの剥製が。これは貴重。
だが、魚は?
ちょっとだけ有ったけど、大半が爬虫類/両生類。
ええー。部屋前の室名と違う(webでは、爬虫類/両生類室になってる)。
ただ、ここにもすごいモノが。
鯉を飲みこんで窒息死した大山椒魚のホルマリン漬け。
口から、鯉の一部が出ている。
もう、何が何だか。

気づけば圧倒されていた。
2階あたりはちょっと入り組んだ部屋構造のため、変なダンジョン感もありで、なかなか楽しめました。
単館で入るには、ちょっとお高めの入場券(700円)なんですが、他の博物館、城の公園の券とセットで買うと2割引き。
半世紀上前の剥製群を維持する所のお値段としては、お安い。
まあ、行くのが良いでしょう。
苦手な展示は、つっきれ。

さて、この展示内容全体を見て、第2室「人体の神秘」で見たものを考えてみる。
この博物館の創設者自らの解剖標本・・・。
脳や肺などのパーツが、遺言状とともに展示されています。
ああ、キレイ事を並べてますが・・・異常なコレクター魂とみて差し支えないかと。
偉大だ。

あと、写真は自由に撮って良い様なんで、気に行ったのが有れば(ガラスケースの反射がなあ)。

公式:http://www.fushigikan.jp/
中段の「ふしぎ館入口」から

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途中に掲示してあったヒグマについての報告書(学術書からのコピー?)。
ヒグマの胃を開いたものがあった。
中には、人間の子供の足・・・・見なきゃよかった。
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