2011年07月05日

楽しい日帰り旅行 落胆編

家の中に入り、座った。
生意気にも、電気が来ている。

ペットボトルの水が出てきた。
飲もうとすると封が切られていることに気付く。
「ツキがあるなら、ストロンチウム風味だ。」
・・・自前のお茶があるから、いらない。
私を一分でも長く福島に留めろ、との"指示"があったらしく、最終の新幹線まで帰らす気はなさそうだ。
ここを出て自力で帰ろうにも、ここの場所がよくわかっていない。
車から見る風景は、平穏そうだったけど、実は、絶望とバイオレンスだけが支配する荒涼とした世界になっているはずだ。
そういえば、来る途中に見たおばあさんも、チェーンを身体に巻き、ショットガンを背負っていた様な気がする。

でだ、彼の奥さんの父親が、娘が色々世話になっていると言うことで、私に何かをくれたらしく、それに対する私からのお礼の手紙を読んだ父親が、「男義に溢れた、立派な人物」との評価を私にしているらしい。
貢物を贈られる理由は思い当たる。
結論の評価も論理的に妥当だ。
ただ、中間が思いだせない。
どうも、この日短時間ながら、アレの照射を受けた結果、私のメモリストレージがダメージを受けた様で、その部分が記憶領域から読みだせない。
つうか、何かの時に話を合わせられないから、何を貰った事になっているのか、教えろ。

あと、私が独身だと聞いて、親戚の女性を紹介しようか、とも言ってるらしい。
その話は、進めて貰って結構。
「お前と親戚になるのは嫌だ。」
・・・君は、もう長く持たないはずだから、気にしなくともよい。

「光るのかな?」
話すこともなく、会話が途切れるなか、一人言が口をついて出た。
「ブラックライト当てたらどうなる、とか考えて無いか?」
あっ、マインドリーディングだ。
アレのせいでミュータント化してる。滅ぼさねば!

5月に来た他の会員が、実際にやったらしい・・・。
「今月の会報に結果が出てるよ」
・・・会報を見られる立場では無い。
交渉の結果、来週の即売会に、私が参加することで、結果を教えて貰う事になった。
まあ、良いよ。出たことの無い会場だから、見に行く"ついで"さ。
うちにあるウランガラスのグラスとかは、見事に光るんだけど、さすがに空間的広がりがあると密度的に無理かな?
(そもそも、ヨウ素とかって光るのか?・・・文系なんで、さっぱりだよ)

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漸く、帰れる時間となった。
居間を出る時、棚の上の家族写真が、目に入った。
フォトフレームのガラスが割れ、セロテープで止めてある。
もう、戻って来ない幸せな家族の瞬間。ああ、ドラマだねえ。

「それ、震災"前"に落して割ったから。」
チッ。
posted by Oz at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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