2010年12月07日

20100719 名古屋市

『南山大学学術叢書 地籍図で探る古墳の姿(尾張編) −塚・古墳データ一覧−』(伊藤秋男,人間社,2010)[愛知]

明治初期に作成された尾張地方の地籍図から、「塚」となっているものを全てピックアップし、実地に調べた本。
別に発表された論考を集めたのか、章によって書き方が変わっています。
・特定の古墳が地籍図上でどう表現されているかという論考(ここでは地籍図から、その塚のみ切り出されている)。
・特定地域の地籍図の古墳を実地調査し、地籍図から、その古墳のみ切り出して載せているもの。
(上の2パターンで、地籍図上の「塚」の表現方法が分かる。)
・地籍図から「塚」「つか」の文字の部分をピックアップ、その「塚」を虱潰しに調査したもの(代表的な「塚」のある地籍図は、数十ページ分そのまま掲載してあります)。

一番下のパターンの物は圧巻。
「塚」となっていても古墳もあれば、自然の小山もあり、一里塚もありで、そんな説明を淡々と記載してるが、面白い。

前頁フルカラーで、写真も多く(ちょっと小さい)、見ていて飽きない本です。

巻末の塚・古墳データ一覧は表形式と現在の地図上にマーキングしたものが用意されていて、便利(誰にとって?)。

続巻が出たら自力で買いそう。
posted by Oz at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 手に入れた本
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/42007961

この記事へのトラックバック